HAIR CONTEST
会員の『美容技術の向上、発表、確認の場』としてヘアコンテストを毎年開催。
毎年1回、予選大会を経て全国大会を7月に東京で開催しています。ヘアコンテストは美容師の登竜門とも言われ、美容技術向上を目的に組合員が雇用するスタッフや大勢の学生から一般美容師がエントリーしています。競技部門は3部門(カット部門、まとめ髪部門、マリエ部門)で、それぞれのテーマに従いモデルウイッグやモデルを使って自分流の作品を創作し、今の自分の技術力や表現力を他の美容師と比較したり確認したりする場でもあります。
ヘアコンテト全国大会で部門優勝すれば毎年1月開催のNHDKニューヘアモード東京ショーで、コンテストウィナーズステージとしてゲスト出演することができます。1000人を超える観客の前で、自身のパーフォーマンスを存分発揮することができます。皆さんのエントリーをお待ちしています。
INTERVIEW

中川 まどか[SHISEIDO]

Q.コンテストに出場してどうでしたか?

振り返って思うことは、コンテストに出場したことで、自分の頭でイメージしたものをどのように表現するかを考える力が身についたと思います。モデルやヘアメイク、衣装、アクセサリーのバランスの取り方に一番こだわっていた分、その難しさも感じ成長出来たコンテストでした。

Q.どのようにしてデザインを考えましたか?

一番こだわったのはモデルを生かした女性像に仕上げることです。モデルの印象は、可愛いのに真の強さをもった媚びない女の子。内面の媚びない強さを一番表現したくて、クールなのにちょっぴり可愛い要素が入ったデザインにしようと決めました。何度もウイッグで試作を作り、デザインポイントをどう見せるかを試行錯誤しました。

Q.デザイン創作で苦労した事はなんですか?

一番はモデルやヘアメイク、衣装やアクセサリーのバランスの取り方です。パッと見て、第一印象がモデルに似合っていると思われるものを作りたいと思っていました。
ただ何から決めていくかすごく悩み、全てが中途半端になった時期もありました。
しかし、クールなのにちょっぴり可愛い女の子というテーマを決めた事で、悩んだ時はテーマに合っているかと自分に問いかけながら形にしました。

INTERVIEW

大城 湧水[YOKOTA/mani CREARE]

Q.コンテストに出場してどうでしたか?

カットコンテストに出たことがあまりなく、ウィッグのカラーリングも初めててで、何もかもが手探りでした。たくさんの方に指導して頂いたことで、作品に対する考え方が大きく変わり、自分の中に新しい引き出しができ、とても良い経験になりました。

Q.どのようにしてデザインを考えましたか?

どうすればテーマである、「ジオメトリック」を表現出来るかをひたすらに考え、シンプルで幾何学な作品にしようと店長と一緒に考えました。

Q.デザイン創作で苦労した事はなんですか?

シンプルなカラーリングと、直線のカットラインで構成された作品のため、ちょっとした長さや角度の違いで大きく作品が変わってしまうので、一番バランスの良い長さと角度を探すことと、360度どこから見ても面白いデザインを考えることに苦労しました。

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